February 9, 2010
 
   
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日本の陰陽足

Introduction

今日、過去に例を見ないほど多くの方々が、株式、商品先物、債券、通貨等々のマーケットでトレーディングを行っています。 しかしながら、ほとんどの方は未だに“買って、保有する”という従来の投資方法にやみくもに従っているだけです。 この方法は危険を伴います。なぜならマーケットは上昇するだけでなく、半々の割合で下降局面を迎えるからです。 長期にわたり、着実に利益を積み上げることの出来る人は、しっかりした資金管理を行うと同時に、何らかのテクニカル分析をトレーディングに活用しております。


テクニカル分析は、将来の値動きについてチャート過去の価格を記入した図、罫線を利用して分析を行う手法です。 テクニカル分析を利用して売買を行うトレーダーをテクニカル・トレーダーと言いますが、彼らは、マーケットについての既知の情報はすべて価格に反映され、チャート上に表現されていると考えます。  また、チャート上の変動は需要と供給といった事実だけでなく、群集心理も表現しています。 怖れ、強欲、ヒステリー(興奮状態)、そして期待などの人間の感情は、時々刻々と変動に影響を与えています。 トレーダーは、トレーディングをする上で正確な判断が出来るように自分の感情を取り除く努力をするわけですが、テクニカル分析は、これまでも長い間繰り返さてきたチャートパターンに基づいて決断を下すという方法であり、 そのような観点から感情を取り除くという点において極めて有効な方法であるわけです。現在、テクニカル分析をする上でのチャートには、様々なものが存在します。  また、今日では、コンピューターの普及に伴い、多くのチャート・ソフトウェア・パッケージには、テクニカル分析するための様々なチャートツールが予め備わっています。

バーチャートはマーケット価格の分析に最も広く利用されています。 一つのバーは、ある一定の時間における始値、高値、安値、終値から構成されています。 トレーダーの中でも、終値が最も重要だと考える方は、HLC(高値、安値、終値)、あるいは終値のみに注目します。 いくつか例を見てみましょう。

始値、高値、安値、終値のバーチャート 高値、安値、終値のバーチャート 終値の折れ線チャート

ポイント・アンド・フィギュアもまた、1948年にA.W. Cohenにより出版された本で紹介されて以来、利用されてきました。  バーチャートでは、価格は縦軸に、時間は横軸に表示されますが、ポイント・アンド・フィギュアでは価格のみに注目します。  価格がある一定幅(たとえば2ドルとします)上昇したとき、Xを書き込み、相場が反転して、価格が一定幅の3倍(ここでは6ドル)下落したとき、Oを書き込みます。  ここで言う価格の一定幅は、一般的にマーケットによって異なります。 ここでは一例を挙げてみます。

TTCのブックストアにはポイント・アンド・フィギュアについて書かれたすばらしい本がたくさんあります。その中でも、私が強くお勧めするのは、Thomas J. Dorsey著のものです。

酒田チャートまたは酒田足としても知られているロウソク足はチャート分析において、広く知られている分析方法です。  ロウソク足は、日本で生まれ、トレーディングの歴史と共に、ずっと存在し、利用されてきました。様々な開発や修正を経て、今日では、テクニカル分析の強力なツールとなりました。  1700年代に開発されたと言われる最も古いチャートですが、最近になってやっと西洋に知られるようになりました。 言葉の難しさから、ロウソク足は日本の最大の隠し玉とされてきました。  しかしながら、その有効性が実証されたことで、ロウソク足は瞬く間に、西洋のトレーダーの間で普及していったのです。 今日ではロウソク足についての多くの優れた翻訳本が存在します。

ロウソク足チャートはバーチャートと同じOHLC(始値、高値、安値、終値)を使用していますが、より視覚的に見栄えがし、価格間の関係も、より容易に把握することが可能です。  また、他のチャートからは得るのが難しい、あるマーケットにおける現在のトレーディング心理を明白に浮き彫りにしてくれます。  他のバーチャートと同様にOHLCを使用しているために簡単に株や商品先物に適用できます。 バーチャートにおいて、チャートバターンが繰り返されるのと同様にロウソク足においても、 首吊り線、明けの明星等と命名されたパターンが形成されます。 ロウソク足を学習しない手はありません。  もちろん、幸運にも日本語が読める方は、ここ東京でロウソク足について書かれた莫大な数の本を見つけることができます。 また、Tokyo Traders Clubのライブラリーにも何冊かあります。

Formation (フォーメーション)
まず、標準的なロウソク足を見てみましょう。 陽線のロウソク足は一定の時間において終値が始値よりも高い時、そして、陰線のロウソク足は、終値が始値よりも低いことを表します。


陽線(強気) 陰線(弱気)

  • 実体 - ロウソク足の実体は始値と終値の値幅を表します
  • 陽線 - 実体がブランクまたは白の場合、つまり、始値より終値が上がったとき、通常、強気と判断されます。
  • 陰線 - 始値より終値が下がったとき、実体は塗りつぶされるか、あるいは、黒で、弱気と判断されます。
  • 上ヒゲ/下ヒゲ - 実体の上下の細い縦線は上ヒゲ(上影線)または下ヒゲ(下影線)と呼ばれます。 一定の時間における高値、安値を表現します。

バーチャートに使用されていたのと同じデータがロウソク足ではどのように表示されるか見てください。 ロウソク足のほうが、ずっと見やすく、見栄えがするのがよくわかります。


バーチャート ロウソク足

ご覧の通り、ロウソク足では強気と弱気の“戦い”が明白です。 一旦ロウソク足をご覧になられると、きっと、とりこになってしまわれるでしょう。 この古くからの分析方法を学び、あなたのトレーディング手法に広がりを加えるために、是非、 日本のロウソク足コース を受講してください。

コースで使用されているすべてのチャートはゲッコー・ソフトウェアのTrack N Trade Proを使用して作成されています。 このソフトウェアにはペーパートレードに最適なシミュレーターが組み込まれています。 また、メンバーの多くの方がご使用になっているので、ファイルの交換が容易です。さらに詳しくお知りになりたい方は ウェブサイトのリソースをご覧ください。

Happy trading!


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